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瞳に映る世界が変わっても

気分屋ななまけものが着の身着のままに書くブログ

マルドゥック・スクランブル

※個人的な感想をメモしているだけです。

 

 

 

マルドゥック・スクランブル〈改訂新版〉

マルドゥック・スクランブル〈改訂新版〉

 

 

目の前にブックカバーがついたタイトルが読めない状態の10冊程度ある本棚から手に取ったこの本。

 

SF小説初挑戦の私には少しハードルが高かった気がしなくもない。

 

読んでみると、すぐにこの世界観に引き込まれた。

 

一語一語に緊張感があり、常にドキドキハラハラしながら読んだ。

 

とにかく、続きが気になり過ぎて、文庫本3巻あっという間に読んでしまった。

 

 

 

『なぜ私なの?』

 

この言葉にとても共感した。

 

人生の中で、「なぜ私なの?」と思う機会は誰でも経験したことがあるだろう。

 

現に私もこの本に出会ったころは、諸事情がありそう思っていた。

(バロットに比べれば、どうってことのないちっぽけなことですが。)

 

 

最後のボイルドとの戦い。

 

バロットが最後にボイルドを撃った銃には引き金がなかった。

 

ウフコックの意思でバロットに撃たせたくなかったこと。

また、ボイルドの手でバロットを殺させないこと。

自分の過去と向き合い前進したことを物語っていた。

 

誰にでも煮え切らなかったり、焦げ付きはある。

そんな過去の自分と向き合い、前進することの大切さをこの本を読んで感じた。